
まるげり
勉強させるためにごほうびで釣ってもいいのかな?
テレビやゲームって見せないほうがいいのかな?
子育てをする中で、いろんな疑問が出てきますよね。
今回紹介するのは、中室牧子さんの本「学力」の経済学です。
「教育に科学的根拠(エビデンス)を」をモットーに、日頃疑問に思う様々な教育の問題を、科学的に解明する1冊です。今回は、本書の中で、私が大事だと思ったところを図解にまとめてみました。
本の内容が気になった方は、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
学力の経済学 〜図解〜
本を読んだ感想
なんとなく悪いと思っていた「ごほうびで釣る」「テレビ・ゲーム」なども、科学的に見ていくと、必ずしも悪いわけではないということがわかって驚きました。特に、「ごほうびは近い未来&インプットにあげる」ということは、今日から使うことができる知識だと感じました。
また、図解には載せていませんが、「少人数学級の効果」や「学力テストの公表の是非について」などの内容についても触れられているので、教育関係者の方は、一度読んでおくといい一冊です。
そして、日本の教育は「エビデンス」のない教育論が飛び交っているんだなぁということも感じました。現場10年間働いていましたが、まだまだエビデンスを重視する風潮はなく、「今までこうしてきたから」ということで続けられている教育が多く存在しています。外国のように、たくさんのデータを取り、本当に効果のある教育ができる国へとなっていってほしい願います。
本の内容が気になった方は、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
図解の一部を、動画で解説しています。確認したい方はこちらから↓(約12分)