子どもがパパになついてくれない
「ママがいい!」と言われてへこむ
「将来パパのお嫁さんになる」と言われたい

この1年間、今から紹介する方法で、息子と娘を無事、パパっ子にすることができました。(もちろんママっ子でもあります)
この記事を読んで、子どもになつかれなくて悩んでいるパパが、1人でも救われることを願っています。
さて、まずはパパ好きになってもらうための大前提をお伝えします。
パパ好きになってもらうための大前提、それは「子どもにたくさんかかわること」です。
当たり前のことですが、1週間に数分間しかかかわっていないのに、パパ好きになってもらうのは難しいです。
しかし、だからといって、仕事をしながら1日に5時間も6時間も一緒に過ごして…。全力で遊んで…。というようなことは現実的ではありませんよね。
この記事では、「限られた時間の中」で「より効果的にパパ好きになってもらう方法」を、効果の高い順に3つ紹介していきます。
この記事の信憑性
この方法で子どもと関わり続けたら
妻「(テレビに映るキンプリを指差しながら)どのお兄ちゃんと結婚したい?」
娘「パパと結婚する♪」
と、パパへの高感度が急上昇しました。
今現在、娘の中では キンプリ < パパ です。(…あれ?もしかしてこの情報、信憑性低いですか?笑)
この記事はこんな人におすすめ
未就学児の子どもがなついてくれない人
子どもと遊ぼうと思っても、ママの方に行ってしまう人
子どもとパパだけで過ごしたことがあまりない人
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パパと子どもだけの時間を作る
パパ好きにさせる方法、一番効果が高い方法は「パパと子どもだけの時間を作る」ことです。

パパが「遊ぼう!」と子どもを誘っても「ママと遊ぶ」と言ってそっぽ向かれることありますよね。あれなぜだと思いますか?
答えは「その空間の中で、相対的に一番安心・頼りになるのがママだから」です。
子どもは、その場所にいる人の中で、「相対的に一番安心・頼りになる人」のところにいきます。(下図参照)

「なつかれていない状態のパパ」がママと一緒にいる空間で、パパが子どもに関わりに行っても「ママがいい~(パパ涙目)」となります。
まずは、相対的に一番安心・頼りになる状況を作り出しましょう。
そして、相対的に一番になったら、笑顔で楽しい時間をたっぷりと過ごしましょう。
「パパと遊んだらとっても楽しいんだ」といういい印象を残してあげると、だんだんパパとあそんでくれるようになります。
ちなみに、ママの信頼度とパパの信頼度の差が近づいてくると、同じ空間の中でもそっぽ向かれることが減ってきます。
相対的に一番の状況を利用して、パパの信頼度とママの信頼度の差を縮めていきましょう。

相対的に一番になる状態を作る方法は、大きく2つあります。
ママに出かけてもらう
1つ目は「ママに出かけてもらう」です。
ママが出かけてすぐは、「僕もママといっしょに行きたかった!」「ママがよかった!うわぁぁーん!」と言って大泣きすると思いますが、辛いのは最初だけなのでふんばりましょう。
大泣きが何分続くかは、人それぞれ&パパの気のまぎらわせ方しだいです。
「ママの方がよかったね~」と共感しつつも
「ねぇねぇ、コレ面白そうだね!」
と、気持ちをまぎらわせる声かけをしたり、子どもの好きなことに誘ったりして気を紛らわせましょう。
うまく泣き止ませることができたら、相対的に一番の状態になっているので、笑顔で親子の仲を深めていきます。
ママに出かけてもらうことのよさは、「家の中で過ごせる」ということです。遊び慣れたおもちゃ、おむつやトイレ、飲み物などがすぐに準備できるので、特別な準備をしなくてすみます。

相対的にパパが一番の状況を作り出すためのファーストステップとして、ママに出かけてもらって、「パパと子どもだけの時間」を作りましょう。
子どもを連れて出かける
2つ目は「子どもを連れて出かける」です。

子どもを連れて出かけるときのポイントは、子どもが「いきたい」と思う目的を見つけることです。
「天気がいいから、ブランコに乗りに行かない?」
「どんぐり集めに行く?」
「自転車にノリたいと思わない?」
など、子どものやりたいことを探して「したい!」「やりたい!」という気持ちを引き出してあげましょう。
気持ちが乗ったら、「ママがいい!」と言い出す前にすぐに外へ連れ出しましょう。そのためにも、おむつや着替え、飲み物などの準備物は、子どもに提案する前に済ませておくとスムーズにいきます。
ママがいないと最初は泣いてしまうかもしれませんが(うちもよく泣いてました)、意外と目的地にたどりついたら大丈夫なものです。
パパだけで子どもを連れて出かけて、子どもとの時間を楽しみましょう。
役割分担をして、小さく始める

そんな方には、「役割分担をして、小さく始める」ことをおすすめします。
いきなりすべてのシーンで関わろうとしても、なかなかうまくいきません。特に、「ママ大好き!」のママっ子の状態に入り込んでいくのはかなりエネルギーがいります。
そこで、少しずつ関わりを増やしていくことをおすすめします。
最初は、「お風呂はパパ」や「遊びはパパ」など、「◯◯はパパが担当するものなんだ」というものをつくりましょう。比較的子どもが楽しく感じられることからはじめるとよいでしょう。
「お風呂はパパ」や「遊びはパパ」など、何か1つ定着してきたら、「着替えはパパ」「トイレはパパ」「寝るのはパパ」といったように、少しずつ関われる範囲を広げていきましょう。
子どもの成長にはスモールステップが大切ですが、パパと子の関わりもスモールステップが大切です。1つずつできることを増やしていきましょう。
お迎えに行く
最後におすすめしたいのが、保育園・幼稚園に「お迎えに行くこと」です。
もちろん「送りに行く」でもいいのですが、お迎えにいくことには次のようなメリットがあるのでオススメです。
- 朝はバタバタしていて、親も子どもも不機嫌なことが多い
- お迎えは「おうちに帰る」という喜びがあるので、迎えに来た人のこともキラキラして見える
保育園・幼稚園であった出来事を聞けて、会話のネタに困らない
保育園・幼稚園の送迎をあまりやっていないパパさんは、お迎えからはじめてみてはいかがでしょうか。お迎えに行くために、仕事を定時で切り上げられるようにしましょう。
もちろん、お迎えよりも大変な「送り」を全部ママに任せるのはママの負担になるので、お迎えに慣れてきて、子どもがパパっ子になってきたら「送り」にも挑戦してみましょう。
まとめ
今回は、パパ好きになってもらう方法を紹介しました。
パパ好きになってもらうための大前提は、「子どもとたくさんかかわること」でした。
そして、効果の高い方法は
- 相対的に1番の状況を作る
- 役割分担をして、小さく始める
- お迎えに行く
の3つでした。
お子さんと過ごす時間を増やして、「パパがいい!」「パパと結婚する!」と言われるように頑張りましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。