コロナで出かける機会が一気に減りましたね
おうち時間が増えることで気になるのが「運動不足」です。

庭でできる運動量の多い運動としてオススメなのは「なわとび」です。
なわとびを習慣化することができたら、運動不足解消の強力な武器になります。
今回は、そんな「なわとび」のやる気を出させる方法を3つ紹介します。
なわとびを習慣化させて、運動不足を解消していきましょう。
この記事はこんな方にオススメ
子どもの運動不足が気になる
子どもと一緒になわとびをしたい
なわとびを習慣にしたい
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親子で競う
なわとびのやる気を出させる方法、1つ目は「親子で競う」ことです。
定番の方法ですが、「競う」ことでやる気を引き出すことができます。
もちろん、普通に競うだけでもいいのですが、より効果的にやる気を引き出す競い方を2つ紹介します。
親が本気になれるルールをつくる
より効果的にやる気を引き出す競い方の1つ目は、「親が本気になれるルールをつくる」ことです。
競うことでやる気を引き出すために、重要なことが2つあります。それは「相手が本気でやっていること」と「頑張ったらギリギリ勝てること」です。
スポーツをしたことがある方だったら経験があると多いと思いますが、試合のとき相手が本気じゃなかったら、こっちのやる気も半減しますよね。また、強すぎる相手のときも「絶対に勝てない…」と意気消沈してやる気が削がれますよね。テニス始めた次の日に、大坂ナオミと試合をすることになっても「絶対に勝つ!燃えてきたー!!」とはならないですよね。
同じように、子どもも「本気じゃない親」や「絶対に勝てない親」との勝負では、やる気が引き出されません。

この「相手が本気でやっていること」と「頑張ったらギリギリ勝てること」の2つを同時に満たすために、「親が本気になれるルール」を考えていきましょう。
わが家では、ハンデをつけることで親(私)が本気になれるようにしています。
5歳の息子は1回ずつしかなわを跳ぶことができないので「跳んだ回数 ✕ 10」の数で競うようにしています。
5歳の子どもでも、「✕10」のハンデをあげると、親が本気を出しても負けてしまいます。
親が本気になれるルールにすることには、次のようなメリットがあります。
- 「勝てそう!」と思えることが、やる気につながる
- 頑張ったらギリギリ勝てる設定にすることで、親の運動不足も解消できる
- 真剣な親に勝つことで、さらなる自身につながる
さらに、子どものなわとびが上達してきたら、「✕10」のハンデを「✕5」、「✕2」というように減らしていきます。ハンデを減らすことも、子どもの自身につながります。
お子さんの年齢や上達具合によって、ハンデの数字を変えてやってみてください。
カウンターで回数を数える
効果的にやる気を引き出す方法の2つ目は、「カウンターで回数を数えること」です。
なわとびは、運動量を確保するにはもってこいの運動です。しかし、人によっては「単調で飽きる」という方も多いでしょう。
特に、お子さんが小さいときには、「いろいろな技をやって楽しむ」という段階にいかない子も多いです。
そんなときには、カウンターを使ってお互いの回数を数えると闘争心に火がつきます。
わが家の最近の対戦結果はこのような感じです。
平日だけど、なわとびやっちゃいました✨
【今日のなわとびの結果】
息子→104×10=1040回
私 →1000回
今日も負けました😅悔しい!息子のとび方が少しずつ上手くなっているように思います😊#これで今日も安眠できます pic.twitter.com/31wrMRDtsL
— まるげり@子育て図解の人 (@marugeriswitch) March 9, 2021
【お庭エクササイズ〜なわとび〜】
今日も息子となわとび回数競いました✨息子(5歳)は「とんだ回数×10」で計算してます😏
私 →1260回
息子→1300回今日も負けました🤣途中まで勝ってたのに悔しい❗️#パパ育#楽育しよ#コロナ運動不足解消 pic.twitter.com/AoN8uMaFFA
— まるげり@子育て図解の人 (@marugeriswitch) March 7, 2021
私は1000回超えたら、ぶっ倒れてます。
ちなみに、カウンターで数を数えることは、算数の学習にもつながります。息子は、カウンターで数を数えることで、次のことができるようになりました。
- 1〜1000までの数字を言える&読めるようになった
- 2つの数字を比べることができるようになった("478"よりも"498"の方が大きい!」のように)

カウンターは100均に売っているので、買いに行きましょう。うちはダイソーで家族の人数分そろえてます。
一応アマゾンでベストセラーのカウンターのリンク貼っておきますね。
記録をグラフ化する
なわとびのやる気を出させる方法の2つ目は「記録をグラフ化する」ことです。
回数をカウンターで記録し始めたなら、その数値をグラフ化するのがオススメです。カウンターで数えた回数を、表計算アプリ(エクセル・ナンバーズ・スプレットシートなど)を使って、グラフにしてあげましょう。
わが家では、こんな感じです。

記録をグラフ化することの最大のメリットは、「過去の自分との比較ができる」ことです。
今、子育て系のほとんどの本に「人と比べないこと」という言葉が出てきます。人と比べられて育つと、自己肯定感が下がり、いろんなことに対する執着が生まれてしまいます。
やる気を出させる方法の1つ目で紹介した「親子で競う」の方法だけだと、「人と比べること」に目がいきやすいです。その結果、「勝ち負けに異常にこだわる子」や「自己肯定感が低い子」になってしまう可能性があります。
しかし、「記録をグラフ化する」ことで「自分の記録の伸び」に目を向けることができます。そうすることで、「今日は負けたけど、昨日の自分の記録よりも伸びたからよしとしよう!明日も記録を伸ばすぞ!」というように、人との比較にこだわることから抜け出すきっかけを作ることができます。
スポーツをしていると、つい「人との比較」にかたよってしまいますが、自分の記録をグラフ化して積み上げていく事で、自己肯定感をUPさせ、自分で自分を高めていく練習をすることができます。
グラフ化するのはひと手間かかりますが、子どものさらなる成長のためにやってみることを強くオススメします。
すぐ取れる場所になわとびをおく
なわとびのやる気を引き出させる方法、3つ目は「すぐ取れる場所になわとびをおく」ことです。

継続させたい行動(増やしたい行動)は、それをするまでの「手間」を減らすことが効果的です。(行動経済学で「アーキテクチャを作る」と呼ばれる考え方です)
増やしたい行動 → 実行するための必要に「手間」を減らす
(例)朝ランニングしたいのであれば、前日にウェアーとランニングシューズを準備して寝る
減らしたい行動 → 実行するために必要な「手間」を増やす
(例)勉強中は、フタ付き(鍵があればなおよし)の中にスマホを入れる
わが家では、いつでも取り出せるように、玄関前につるしています。
【増やしたい行動は手間を減らそう】
なわとびのハードルを下げるために、玄関になわとびをセッティングしています✅取り出す「手間」をなくせば、行動回数が増える✨
✅逆に減らしたい行動は「手間を増やす」と行動回数が減るよ🎵
(お菓子を箱に入れる・テレビのリモコンを引き出しにしまうなど) pic.twitter.com/58t9kX6PMp— まるげり@子育て図解の人 (@marugeriswitch) March 9, 2021
いつでもなわとびを取り出せる環境を作って、なわとびをする回数を増やしていきましょう。
まとめ
今回は、「なわとびのやる気を出させる方法」について紹介してきました。
なわとびは、家でも簡単に運動量を確保することができるオススメの運動です。ぜひ、子どものやる気を引き出して、親子で運動不足を解消していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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