

子育てをしていると、日々イライラする場面がありますよね。
もしかしたら、そのイライラの原因、「〜べき」にあるかもしれません。
子育てを少し楽にする方法。それは自分に向けた「〜べき」を減らすこと。毎日栄養を考えた食事を作るべき。習いごとをさせるべき。部屋はいつもきれいであるべき。「〜べき」の圧力は自分をどんどん苦しめます。少しぐらい足りていなくても大丈夫。苦しいときは「〜べき」の見直すべき。
— まるげり@親子の自立ブロガー (@marugeriswitch) August 4, 2021
子育てを少し楽にする方法その2。子供に向けた「〜べき」を減らすこと。毎日◯分勉強すべき。ゲーム時間は減らすべき。親の言うことに従うべき。学校に行くべき。「〜べき」の圧力は子どもに痛いほど伝わります。重荷にならないよう「〜べき」を見直してみてはどうでしょう?今何回"べき"って言った?
— まるげり@親子の自立ブロガー (@marugeriswitch) August 5, 2021
この記事では、減らしたほうがいい2つの「べき」について紹介をしていきいます。
ちょっぴり子育てが楽になる方法1:自分に向けた「べき」を減らす
子育てを楽にするために、減らしたほうがいい「べき」の1つ目は、自分に向けた「べき」です。
なぜかというと、自分に向けられた「べき」は、自分を追いつめていくからです。
例えば、「毎日子どものために栄養バランスを考えた食事を作るべき」と考えていたとします。
すると、栄養バランスを考えずに食事を作ったときに、栄養バランスを考えずに作ってしまった自分を否定的に見てしまいます。

特に、日本人は「料理は手料理であるべき」と考える傾向が強いので、なおさら苦しくなる人が多いです。
いっぽう、「子ども幸福度世界一」のオランダの人は、このように考えるらしいです。
「子ども幸福度世界一」オランダに学ぼう①
【ごちそうは「シンプルな食事+笑顔」】
「手の込んだ食事を作るためにストレスを感じるくらいなら、ニコニコ機嫌のいいお母さんと買ってきたポテトとリンゴでも食べた方が子どもの心身にいい」#子育て#オランダに学ぶ#Yahooニュース— まるげり@親子の自立ブロガー (@marugeriswitch) November 30, 2020
野菜が足りないんだったら、リンゴをかじってもらったらいい。手の込んだ食事にイライラしているするよりも、手抜きでいいからニコニコ機嫌のいいお母さんのほうが子どもの心身にいい。という考え方なのです。

他にも、自分に向けられた「べき」はたくさんあります。
- 部屋はいつもきれいであるべき
- 洗濯物はきれいにたたむべき
- 料理は手料理にすべき
- 子どもと毎日遊ぶべき
- 寝かしつけは絵本を読むべき
私は、けっこう「〜べき」を捨てるようにしました。

【洗濯物はきれいにたたむべき】
→パジャマ、下着、スポーツウェアとかは、別にしわしわでも問題ないから、たたまずにin!
【料理は手料理にすべき】
→ヘルシオホットクックに作ってもらったら楽ちん
【子どもと毎日遊ぶべき】
→疲れているときは「ゴメン!」といって休む。意外と兄妹同士で遊んでもらったほうが盛り上がるときもある
【寝かしつけは絵本を読むべき】
→疲れているときは、Amazonのオーディブルに絵本を読んでもらう
もちろん、「しないよりも、したほうがいい」というのはあります。
でも、「〜べき」と思ってしまうと、どんどん苦しくなっていきます。
なくてもいい「べき」はたくさんあります。
今、自分に向けられている「べき」を見直してみてはどうでしょうか。
自分に向けられた「べき」を見直したい人向けに、おすすめの本や記事をおいておきますね。
「べき」を減らせるおすすめ本
KindleUnlimited対象書です(2021年8月現在)
料理・献立の時短したい
ちょっぴり子育てが楽になる方法2:子どもに向けた「べき」を減らす
子育てを楽にするために、減らしたほうがいい「べき」の2つ目は、子どもに向けた「べき」です。
なぜかというと、子どもに向けた「べき」は、子どもを追いつめて、巡りめぐって、自分や家庭をイライラさせていくからです。
例えば、「毎日1時間勉強するべき」と考えていたとします。
そうすると、1時間勉強をさせるために、目くじらを立てて見張ったり、叱ったりしなければならなくなります。
形だけは勉強をするようになるかもしれませんが、そうやって「やらされる勉強」には、長い目でみるとあまり効果がありません。
他にも、子どもに向けられた「べき」はたくさんあります。
- ゲームの時間は減らすべき(禁止すべき)
- 親のいうことに従うべき
- 一度はじめた習いごとは続けるべき
- 学校にいくべき
このような「べき」は、時として子どもを追いつめます。
「学校にいきたくない」と思っている子に、「学校にいくべき」を無理に押し付けてしまい、不登校になってしまう場合もあります。
もし、子どもに対して、たくさんの「〜べき」を感じていると思った人は、「べき」を見直してみることをおすすめします。
子どもへの「べき」が少なくなって、子どもがリラックスできると、家庭にもよい影響があらわれてきますよ。
「いやいや、学校には絶対にいくべきでしょ!」と考えている人は、一度不登校関係の本に目を通すのがおすすめです。
私も「行ったほうがいい」とは思っていますが、「絶対に行くべき」とは思っていません。(元教員なのに…汗)
不登校経験者の方が書いた本を読んでおくと、不登校の子の気持ちに触れることができて、おすすめです。
不登校経験者の本
まとめ:「べき」を減らして気持ちを楽にしよう
子育てをちょっぴり楽にする方法を2つ紹介してきました。
- 自分に向けた「べき」をへらす
- 子どもに向けた「べき」をへらす
私たちは、たくさんの「べき」をもって生きています。
もちろん、その「べき」が必要なこともあるし、それが生かされる場面もたくさんあります。
しかし、多すぎる「べき」は、時として自分を追いつめることにもなります。
苦しくなったときには、2つの「べき」を見直してみてくださいね。
記事中に紹介したものをまとめて貼っておきますね。
紹介した本
紹介した記事
最後まで読んでいただいてありがとうございました。