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語彙力を高める読み聞かせの絵本の選び方〜図書館ですぐにできる〜

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読み聞かせの絵本ってどうやって選んでいますか?

 

まるげり
え…いつも適当に選んでいるけど。

 

絵本の選び方は、基本的には、お子さんが読みたい本を選んだり、親が読み聞かせてみたいものを選んだりしたらいいと思っています。

でも、もし絵本の選び方を少し変えるだけで「子どもの語彙力」が高まるとしたら、どうですか?ちょっとその方法知りたいですよね。

 

今回は「語彙力を高める、読み聞かせの絵本の選び方」について紹介します。

 

記事を書いている人

これまで育児書・教育書を100冊以上読んできた、元小学校の教員です。

 

語彙力を高める読み聞かせの絵本の選び方

語彙力を高める絵本の選び方、結論から言うと「テーマを決めて絵本を借りる」です。

図書館に絵本を借りに行く方が多いと思います。そのときに、「今週のテーマは”鳥”にしよう!」という感じで、テーマを決めて借りにいくのです。

テーマを決めることで、子どもの語彙力を高めていくことができます。

 

まるげり
なんでテーマを決めて絵本を借りると語彙力がUPするの?

 

語彙力が高まる2つの理由

テーマを決めて借りることで語彙力が高まる理由は大きく2つあります。

 

テーマに関連した言葉に何度もふれられる

1つ目の理由は、選んだテーマに関する言葉に何度もふれられることです。

 

例えば、”星”をテーマにして本を借りたとします。すると、「流れ星」「星座」「一等星」「夏の大三角」「天の川」などといった言葉が、それぞれの本に書かれてあり、「星」に関係する言葉と触れ合う機会が多くなります。

いろんな本で、似た言葉が出てくると、子どもも自然に覚えていきますよね。

 

テーマにどっぷり浸ることができる

2つ目の理由は、本を借りた週は、集中的にそのテーマに浸ることができるからです。

 

読み聞かせの絵本のテーマを絞ることで、日常の会話の中にも、そのテーマの話題が出てきやすくなります。

まるげり
親も、毎日そのテーマの絵本を読み聞かせていると、自然とそのテーマの話題を喋りたくなっちゃいます

 

すると、絵本で出てきた話が日常生活の中とつながるので、より言葉を覚えやすくなるのです。

このように、テーマを決めて絵本を選ぶことで、子どもの語彙力を高めることができるのです。

 

図書館でのおすすめの選び方

では、どんなテーマで本を選んだらいいでしょうか。基本的には、お子さんの興味のあるテーマからはじめて、それに近いものを攻めていくのがいいと思います。

(例えば、のりもの→新幹線→飛行機みたいな感じ)

 

ちなみに、私のおすすめの選び方は「季節に合わせた話題」をテーマにすることです。

まるげり
なんで季節に合わせた話題がおすすめなの?

 

理由は2つあります。

読んだことを実生活で確認できる

季節のことを話題にしたテーマがおすすめの理由。1つ目は「実生活で話題にしたり確認したりすることができる」ことです。

 

夏の時期にテーマを「虫」にしたのであれば、実際に虫を捕まえて観察したり、育ててみたりすると、それだけで虫に関係する言葉を覚えられますよね。

 

ほかにも、秋に「月」をテーマにしたら、十五夜、宵の月など、行事があるたびに絵本で読んだ知識が役に立ち、言葉を覚えることができます。

 

絵本で読んだことが、実際の生活で生かせると語彙力UPすること間違いなしです。

 

図書館に特設コーナーができやすい

2つ目の理由は、「図書館にコーナーができやすい」ことです。

 

まるげり
これ、借りる時にすっごく助かるんだよね。

 

私の行く図書館では、春になると「桜」「蝶」など、春に関係した本が、つゆになると「雨」に関係する本、七夕になると「七夕」や「星」などの本が特設コーナーに並びます。

 

そのため、本を選ぶ時間が短時間ですみます。お子さんと一緒に図書館にいって、本選びに時間がかかると、ぐずっちゃうことも多いですからね。図書館の方がまとめてくれているテーマを、そのまま借りていくというのがおすすめです。

 

まとめ〜次に図書館行くときはどんなテーマにする?〜

子どもの語彙力を高めるために、「テーマを決めて読み聞かせの絵本を選ぶ」という方法を紹介してきました。

 

次、図書館にいくときには、「どんなテーマにしようかなぁ」と考えてから行ってみてください。

 

ちなみに、今回の「テーマを決めて本を選ぶ」というのは、ボーク重子さんの「非認知能力の育て方」の中で出てきた話を元に、わが家で実践して感じたことを記事にしました。

非認知能力の育て方が気になる方は、こちらの本も手にとって見てくださいね。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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